「東京だヨおっ母さん」や「人生いろいろ」など多くのヒット曲で知られる
島倉千代子さんが肝臓がんのため8日にお亡くなりになりました。
1938年3月30日東京都品川区生まれの75歳でした。
12歳の時に「戸倉千代子」の名前で童謡「お山のお猿」で歌手デビュー。
16歳で「島倉千代子」として「この世の花」で本格的に歌手デビューされました。
この曲は映画の主題歌でもあり、売上200万枚の大ヒットとなりました。
そしてあの有名な「東京だヨおっ母さん」を発表したのは何と19歳の時だそうです。
セリフ入りのこの曲は私も大好きで、たまにカラオケで歌わせていただいています。
数々の大ヒットを飛ばし、大みそかの「HNK紅白歌合戦」には欠かせない大歌手になりました。
そんなお千代さんですが、25歳の時に周囲の反対を押し切り、元阪神タイガースの
藤本勝巳さんと結婚されましたが30歳の時に離婚。
37歳の時に知人の保証人になり16億円の借金を抱えることになっていましました。
写真集の発売やキャバレー回りなどをしながら、約7年で完済したそうです。
生前、テレビのインタビューで「すぐに実印を押してしまうのでたくさんの人の借金を払うことになった。」と
ご本人がお話しされていました。
そんな人のいいお千代さんですので、人気は衰えず「HNK紅白歌合戦」では毎年活躍されていました。
そして若い人にもおなじみの「人生いろいろ」で、コロッケさんや山田邦子さんなどの芸人さんの
モノマネで再ブレイクしましたね。
オーバーリアクションのコロッケさんには、お千代さん本人がもっとオーバーにやった方がいいと
アドバイスまでされていたとか。
お千代さんは心の広い優しい人なんですね。
歌手としては大御所のお千代さんですが、偉ぶった感じはなく誰からも愛される人柄ですね。
「人生いろいろ」のヒットで若いひとから声をかけてもらえるようになったことがすごく嬉しいと
テレビでお話しをされていたことがありましたよ。
お亡くなりになる3日前に、ご自宅で新曲「からたちの小径」を録音されていたそうです。
この曲は来年発売の「記念CDボックス」に入れたいと関係者が語っているそうですので
お千代さんファンには大切なお宝になりそうですね。
歌手としては順調に成功していきましたが、私生活はけして幸せとは言えなかったお千代さん。
どうぞ安らかにお眠りください!
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2013-11-10 17:09
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