TBS吉川美代子アナウンサーの著書が旋風を巻き起こしています。
吉川アナウンサーは、1977年にTBSに入社後37年間アナウンサー一筋で活躍され、解説委員、
TBSアナウンススクールの校長でもあるベテランアナウンサーです。
1984年10月から4年間、TBSの看板ニュース番組「JNNニュースコープ」の平日版のメインキャスターを
務め、番組初の女性キャスターとなられました。
その後、週末版のキャスターを経て、1990年4月から後継番組である「JNNニュースの森」の週末版の
メインキャスターを務められました。
2004年3月末に降板するまで、「ニュースコープ」を含め、足かけ19年以上にわたり同局の看板報道番組のキャスターを務められました。
現在は、TBSニュースの解説委員を兼任しており、コメンテーターとしての出演が多くなっていますね。
朝の報道番組「ウォッチ!」や「みのもんたの朝ズバ!」には金曜日のコメンテーターとして
出演されていますね。
ニュースキャスターとしては第一線から退き、新人アナウンサーの教育を行っている吉川アナウンサーの
著書「アナウンサーが教える愛される話し方」の最終章が話題になっているそうです。
中身は、アナウンサーの声の出し方、プレゼン、司会、スピーチのノウハウなのですが、吉川アナウンサー
によれば、今のアナウンサーには4つの亜種があるそうです。
「男性アナウンサー」「女性アナウンサー」「ベテランアナウンサー」そして「女子アナ」だそうです。
吉川アナウンサーが許せないのは最後の「女子アナ」だそうです。
女子アナは、必ずしも放送局の社員ではないようで、タレント事務所に所属している女子アナもいて、
そんな女子アナはニュースを読む機会は多くないとのこと。
いまどきの高校生と変わらない遊び着ファッションと、甘えた声でニュースを読むことがあり、
原稿の内容を理解しているのかは、はなはだ疑問とのこと。
吉川アナウンサーが、新人アナウンサー研修で、みっちり教えたはずの発声や発音、アクセント、
間違えやすい表現、言葉づかいなど、漢字を読めないことを売り物にする女子アナさえいるそうです。
吉川アナウンサーによると、80年代後半ごろから、若い女性アナウンサーが「女子アナ」と
呼ばれるようになり、バラエティーに出るようになった。
技量よりも個性が重視され、最近ではタレントが情報番組のMCを務める時代になり、局アナとの
線引きが曖昧になっている。
アナウンサーを名乗るなら、教養や技術を身につけて、自覚を持ちましょうと誰かが厳しくいわないと
いけないと話されています。
たしかに、NHKの女性アナウンサーは正統派という感じを受けますが、民放の女性アナウンサーは
タレント化しているように見えますよね。
吉川アナウンサーという立派な指導係がいるのですから、もう一度勉強をし直して素晴らしい女性アナウンサーになってほしいですね。
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2013-12-14 17:28
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